偽のAIビデオジェネレーターでWindowsとmacOSがインフォスティーラーに感染
BleepingComputer – November 16, 2024
AI画像/ビデオジェネレーター「EditPro」になりすました偽の有害アプリがWindowsおよびmacOS向けの情報窃取型マルウェアを配布し、感染したデバイスから認証情報や暗号資産ウォレットを盗み出しているという。
有害なEditProはディープフェイクの政治動画を共有するXの検索結果や広告を通じて宣伝されており、偽のWebサイトを通じてインフォスティーラーのLummaおよびAMOSを配布。前者はWindows、後者はmacOS向けのマルウェアで、どちらもGoogle ChromeやMicrosoft Edge、Mozilla Firefox、その他のChromiumブラウザから暗号資産ウォレット、Cookie、認証情報、パスワード、クレジットカード、閲覧履歴を窃取する。アーカイブに収集されたこれらのデータは攻撃者に送り返され、さらなる攻撃に使われるか、サイバー犯罪市場で売りに出されているようだ。
情報窃取型マルウェアはここ数年で大幅に増加しており、認証情報や認証トークンを盗むために脅威アクターが世界規模で大規模なオペレーションを展開。最近ではゼロデイ脆弱性やGitHubの問題に対する偽の修正、さらにStackOverflowでの偽の回答などを悪用し、被害を拡大させている。
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