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サポート詐欺

サポート詐欺とは、その名の通りカスタマーサポートを装う詐欺師によって仕掛けられる特殊詐欺の一種です。PCなどを閲覧中のターゲットユーザーに対し、突然「お使いのパソコンはマルウェアに感染しています」などという虚偽の警告メッセージを表示し、画面に記載されたカスタマーサポート窓口へ電話するよう促します。そして、電話口で巧みにターゲットユーザーを誘導し、サポートに必要と称して遠隔操作ソフトウェアをインストールさせたり、金銭を騙し取ったりします。

セキュリティ警告メッセージや警告音、警告アナウンスなどで不安を煽り、心理的な隙を突こうとするものであることから、ソーシャルエンジニアリング攻撃の一種と言えます。

個人ユーザーが被害に遭って金銭を詐取される事件は多々報告されていますが、企業や組織の従業員がサポート詐欺に引っかかるケースもあります。サポート詐欺による企業・組織への影響として想定されるものには、金銭的被害のほか、顧客情報や知的財産の流出、レピュテーションへのダメージや信頼喪失、取引先や委託先・委託元への波及などが挙げられます。

サポート詐欺のさらに詳しい解説や実際の事例、被害に遭わないための対策などについては、こちらの記事をご覧ください:

サポート詐欺とは?企業にとってのリスクや対策について解説

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