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ロシア政府、クルスク地方の住民に家庭用監視カメラを使わないよう警告 ウクライナの情報収集に使われていると説明

nosa

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2024.08.22

ロシア政府、クルスク地方の住民に家庭用監視カメラを使わないよう警告 ウクライナの情報収集に使われていると説明

The Register – Wed 21 Aug 2024

ロシア内務省はブリャンスク、クルスク、ベルゴロド各地域の住民に対し、家庭用監視システムやマッチングアプリの使用を控えるよう警告した。同国南西部に越境攻撃を行っているウクライナが、これらを情報収集に使うことを阻止するためだと説明されている。

インタファクス通信によると、同省はウクライナが「保護されていない監視カメラにリモートで接続し、私有地から戦略的に重要な幹線道路や高速道路などあらゆるものを監視している」と指摘。さらにオンラインの出会い系サービスといったリソースから密かに情報を得ているとし、これらを利用しないことを強く推奨しているという。

伝えられたところによると、ロシアの警察当局もチャットの管理が必要と話しており、「敵に捕えられた人々のアカウントに加え、敵にアクセスされた携帯電話の所有者のアカウントを直ちに削除する必要がある」と考えているようだ。Telegramについても、近くのユーザーを探す機能を無効にするだけでなく、軍隊や法執行機関、原子力などエネルギー部門の関係者が特定される可能性のあるマーカーの削除が求められた。

そのほか、ソーシャルメディアも監査の対象となっており、ジオタグが付けられた画像や投稿はすべて削除されるとのこと。車載カメラなどから撮影した映像も、ネット上に公開しないことが求められている。

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