マイクロチップ・テクノロジー、ランサムウェア攻撃で2,140万ドルの損失を計上 | Codebook|Security News
Codebook|Security News > Articles > Threat Report > マイクロチップ・テクノロジー、ランサムウェア攻撃で2,140万ドルの損失を計上

Threat Report

Play

Silobreaker-CyberAlert

データ侵害

マイクロチップ・テクノロジー、ランサムウェア攻撃で2,140万ドルの損失を計上

nosa

nosa

2024.11.07

マイクロチップ・テクノロジー、ランサムウェア攻撃で2,140万ドルの損失を計上

SecurityWeek – November 6, 2024

米国に拠点を置く半導体サプライヤーのマイクロチップ・テクノロジー(NASDAQ:MCHP)は5日、2025年度第2四半期の財務報告書を発表し、今夏のサイバーセキュリティインシデントに関連する損失が9月末時点で2,140万ドルに達したことを明らかにした。

MCHPは今年8月、自社ネットワーク上で不審な活動を発見し、マイクロチップ製造施設の一部に混乱が発生。この侵入の約1週間後にはPlayランサムウェアグループが犯行声明を出し、数ギガバイトのデータを盗んだと主張した。その後、同グループがMCHPから盗んだとされるファイルを公開しているため、同社は身代金の支払いを拒否した可能性が高いと伝えられている。

公開されたのは4GBのアーカイブファイルで、流出したデータには個人データ、顧客文書、予算、給与、会計、契約、税金、財務に関連するファイルが含まれるとされる。MCHPは9月初旬に業務の大半を復旧した後、自社システムから従業員の連絡先情報やパスワードハッシュなど一部の情報が持ち出されたことを確認している。

ランサムウェアレポート&インテリジェンス要件定義ガイド、無料配布中!

ランサムウェアレポート:『2024 Ransomware? What Ransomware?』

以下のバナーより、ランサムウェアのトレンドを扱ったSilobreaker社のレポート2024 Ransomware? What Ransomware?の日本語訳バージョンを無料でダウンロードいただけます。

<レポートの主なトピック>

  • 主なプレーヤーと被害組織
  • データリークと被害者による身代金支払い
  • ハクティビストからランサムウェアアクターへ
  • 暗号化せずにデータを盗むアクターが増加
  • 初期アクセス獲得に脆弱性を悪用する事例が増加
  • 公に報告された情報、および被害者による情報開示のタイムライン
  • ランサムウェアのリークサイト – ダークウェブ上での犯行声明
  • 被害者による情報開示で使われる表現
  • ランサムウェアに対する法的措置が世界中で増加
  • サプライチェーン攻撃を防ぐため、手口の変化に関する情報を漏らさず把握
  • 複数の情報源と脅威インテリジェンスツールを活用することが依然不可欠

インテリジェンス要件定義に関するガイドブック:『要件主導型インテリジェンスプログラムの構築方法』

以下のバナーより、優先的インテリジェンス要件(PIR)を中心とした効果的なインテリジェンスプログラムを確立するためのポイントなどを解説したSilobreaker社のガイドブック要件主導型インテリジェンスプログラムの構築方法の日本語訳バージョンを無料でダウンロードいただけます。

<ガイドブックの主なトピック>

本ガイドブックでは、優先的インテリジェンス要件(PIR)の策定にあたって検討すべき点と、PIRをステークホルダーのニーズに沿ったものにするために考慮すべき点について詳しく解説しています。具体的には、以下のトピックを取り上げます。

  • 脅威プロファイルの確立
  • ステークホルダーの特定・分析
  • ユースケースの確立
  • 要件の定義と管理
  • データの収集と処理
  • 分析と生産
  • 報告
  • フィードバック
  • 実効性の評価

Special Feature特集記事

Cyber Intelligenceサイバーインテリジェンス

Security情報セキュリティ