WordPressプラグインの重大な欠陥:サイト400万件以上が乗っ取られていた恐れ(CVE-2024-10924)
SecurityWeek – November 15, 2024
Defiant社によると、WordPress向けReally Simple Securityプラグインの深刻な脆弱性により、400万件以上のWebサイトが完全に乗っ取られる恐れがあったという。
この欠陥CVE-2024-10924(CVSSスコア:9.8)は認証バイパスの脆弱性。2要素認証が有効になっている場合に、同プラグインのREST APIアクションにおけるユーザー認証のエラー処理が適切に行われないことで生じる。認証されていない攻撃者はこれを悪用することで、管理者を含む任意のアカウントにログインできるようになるとされている。
同脆弱性のパッチは今月12日にPro版、14日に無料版でリリースされた。この新たなReally Simple Securityのバージョン9.1.2は、WordPressチームによって自動的に配信されており、問題のプラグインを使用しているサイト管理者はみな、修正バージョンが適用されているかどうかを確認することが推奨されている。
【無料配布中!】ランサムウェアレポート&インテリジェンスの要件定義ガイド
ランサムウェアレポート:『2024 Ransomware? What Ransomware?』
以下のバナーより、ランサムウェアのトレンドを扱ったSilobreaker社のレポート『2024 Ransomware? What Ransomware?』の日本語訳バージョンを無料でダウンロードいただけます。
- 主なプレーヤーと被害組織
- データリークと被害者による身代金支払い
- ハクティビストからランサムウェアアクターへ
- 暗号化せずにデータを盗むアクターが増加
- 初期アクセス獲得に脆弱性を悪用する事例が増加
- 公に報告された情報、および被害者による情報開示のタイムライン
- ランサムウェアのリークサイト – ダークウェブ上での犯行声明
- 被害者による情報開示で使われる表現
- ランサムウェアに対する法的措置が世界中で増加
- サプライチェーン攻撃を防ぐため、手口の変化に関する情報を漏らさず把握
- 複数の情報源と脅威インテリジェンスツールを活用することが依然不可欠
インテリジェンス要件定義に関するガイドブック:『要件主導型インテリジェンスプログラムの構築方法』
以下のバナーより、優先的インテリジェンス要件(PIR)を中心とした効果的なインテリジェンスプログラムを確立するためのポイントなどを解説したSilobreaker社のガイドブック『要件主導型インテリジェンスプログラムの構築方法』の日本語訳バージョンを無料でダウンロードいただけます。
<ガイドブックの主なトピック>
本ガイドブックでは、優先的インテリジェンス要件(PIR)の策定にあたって検討すべき点と、PIRをステークホルダーのニーズに沿ったものにするために考慮すべき点について詳しく解説しています。具体的には、以下のトピックを取り上げます。
- 脅威プロファイルの確立
- ステークホルダーの特定・分析
- ユースケースの確立
- 要件の定義と管理
- データの収集と処理
- 分析と生産
- 報告
- フィードバック
- 実効性の評価