Citrix Virtual Apps and Desktopsに影響与える重大な脆弱性、悪用の試み始まる:CVE-2024-8068、CVE-2024-8069
Securityonline[.]info – November 18, 2024
Citrix社のVirtual Apps and Desktopsに影響を与える脆弱性CVE-2024-8068およびCVE-2024-8069に対する悪用の試みが始まっているという。SANS Instituteの研究部長であるJohannes B. Ullrich博士が報告した。
両者はいずれもCitrix Session Recordingにおける脆弱性で、CVE-2024-8068はNetworkService アカウントへの権限昇格、CVE-2024-8069はNetworkService アカウントアクセスの権限による限定的なリモートコード実行をそれぞれ可能にし得ると説明されている。先週開示され、Citrixがセキュリティブレティンをリリースしているほか、watchTowrによって技術的詳細とPoCエクスプロイトが共有されている。
Ullrich博士の分析によると、攻撃者はこれらの脆弱性を悪用して悪性ペイロードを実行しようとしていたものとみられ、そのC2サーバーは南アフリカのヨハネスブルクに位置している可能性があるという。また脅威モニタリングサービスのShadowserverも11月13日のX投稿において、PoCをベースにした悪用の試みが観測された旨を伝えていた。利用者には、早急なバージョンアップデートが推奨されている。
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