アフリカでのサイバー犯罪取り締まり作戦、1,006人の容疑者を逮捕・拘束 | Codebook|Security News
Codebook|Security News > Articles > Threat Report > デイリーサイバーアラート > アフリカでのサイバー犯罪取り締まり作戦、1,006人の容疑者を逮捕・拘束

デイリーサイバーアラート

Silobreaker-CyberAlert

WordPress

WordPressプラグイン

アフリカでのサイバー犯罪取り締まり作戦、1,006人の容疑者を逮捕・拘束

nosa

nosa

2025.05.23

11月27日:サイバーセキュリティ関連ニュース

アフリカでのサイバー犯罪取り締まり作戦、1,006人の容疑者を逮捕・拘束

The Record – November 27th, 2024

インターポールこと国際刑事警察機構とアフリカ警察協力機構(アフリポール)が主導した「オペレーション・セレンゲティ」により、アフリカの19か国で1,000人以上のサイバー犯罪者が逮捕された。

この取り締まり作戦はランサムウェアやビジネスメール詐欺(BEC)、その他のオンライン詐欺などの犯罪行為を対象に行われ、ここ数か月で計1,006人の容疑者を逮捕。13万4,089件の有害インフラ/ネットワークが解体され、3万5,000人以上の被害者が特定されたという。

摘発対象事件の全容は明らかになっていないが、1,800人以上の被害者から計600万ドルを騙し取り、セネガルで8人(うち5人は中国人)が逮捕されたポンジスキームも含まれるとされる。インターポールのValdecy Urquiza事務総長は、組織的サイバー犯罪の逮捕者について「氷山の一角に過ぎない」とコメント。「世界中のこうした犯罪グループを引き続きターゲットにしていく」と述べた。

9月と10月に実施されたこのオペレーションは、英国外務・英連邦・開発省、ドイツ連邦外務省、欧州評議会から資金提供を受けていたことが明らかになっている。

WordPressのスパム対策プラグインに重大な欠陥、20万超のサイトがリモート攻撃受ける恐れ(CVE-2024-10542、CVE-2024-10781)

The Hacker News – Nov 26, 2024

WordPressの人気スパム対策プラグインに影響を及ぼす2件の重大なセキュリティ欠陥により、未認証の攻撃者に有害なプラグインをインストールされ、リモートでコードを実行される恐れがあることが判明した。

当該プラグインは「Spam protection, Anti-Spam, Firewall by Cleak Talk」で、スパムコメントや登録、アンケートなどをブロックする「ユニバーサルスパム対策プラグイン」として宣伝されているもの。これまで20万件以上のWordPressサイトにインストールされているようだ。

Wordfenceによると、これらの脆弱性は攻撃者が任意のプラグインをインストールして有効化できる認証バイパスの問題に関するものとされ、有効化されたプラグイン自体が脆弱な場合にRCE攻撃を許す危険性があるという。

上記の脆弱性はCVE-2024-10542、CVE-2024-10781として追跡されており、CVSSスコアは緊急レベルの9.8に分類。それぞれ今月リリースされたバージョン6.44および6.45で対処されている。

【無料配布中!】ランサムウェアレポート&インテリジェンス要件定義ガイド

ランサムウェアレポート:『2024 Ransomware? What Ransomware?』

以下のバナーより、ランサムウェアのトレンドを扱ったSilobreaker社のレポート2024 Ransomware? What Ransomware?の日本語訳バージョンを無料でダウンロードいただけます。

<レポートの主なトピック>

  • 主なプレーヤーと被害組織
  • データリークと被害者による身代金支払い
  • ハクティビストからランサムウェアアクターへ
  • 暗号化せずにデータを盗むアクターが増加
  • 初期アクセス獲得に脆弱性を悪用する事例が増加
  • 公に報告された情報、および被害者による情報開示のタイムライン
  • ランサムウェアのリークサイト – ダークウェブ上での犯行声明
  • 被害者による情報開示で使われる表現
  • ランサムウェアに対する法的措置が世界中で増加
  • サプライチェーン攻撃を防ぐため、手口の変化に関する情報を漏らさず把握
  • 複数の情報源と脅威インテリジェンスツールを活用することが依然不可欠

インテリジェンス要件定義に関するガイドブック:『要件主導型インテリジェンスプログラムの構築方法』

以下のバナーより、優先的インテリジェンス要件(PIR)を中心とした効果的なインテリジェンスプログラムを確立するためのポイントなどを解説したSilobreaker社のガイドブック要件主導型インテリジェンスプログラムの構築方法の日本語訳バージョンを無料でダウンロードいただけます。

<ガイドブックの主なトピック>

本ガイドブックでは、優先的インテリジェンス要件(PIR)の策定にあたって検討すべき点と、PIRをステークホルダーのニーズに沿ったものにするために考慮すべき点について詳しく解説しています。具体的には、以下のトピックを取り上げます。

  • 脅威プロファイルの確立
  • ステークホルダーの特定・分析
  • ユースケースの確立
  • 要件の定義と管理
  • データの収集と処理
  • 分析と生産
  • 報告
  • フィードバック
  • 実効性の評価

Special Feature特集記事

Cyber Intelligenceサイバーインテリジェンス

Security情報セキュリティ