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EU自身がGDPR違反:欧州委員会が賠償金支払いを命じられる

nosa

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2025.01.09

EU裁判所、データプライバシー法違反で欧州委員会に賠償金の支払いを命じる

TechCrunch – January 8, 2025

EU一般裁判所は8日、欧州委員会がEU一般データ保護規則(GDPR)に違反したとして、あるドイツ国籍を持つ人物に400ユーロ(約410ドル)の賠償金を支払うよう命じた。同裁判所の声明によると、欧州委員会は適切な保護措置を講じずに個人データの一部を米国へ転送したことで、GDPRの「十分に重大な違反があった」と説明されている。

この人物は欧州委員会が管理する会議に参加するため、EUログインページの「Facebookでサインイン」オプションを使用。その際に同会議のWebサイトをホストする米企業AmazonおよびFacebookを運営するメタへIPアドレス、ブラウザ、デバイスに関する情報が転送され、GDPRに定められた自身の権利が侵害されたと主張していた。

このニュースを最初に報じたロイター通信は、GDPRをめぐって欧州委員会が賠償を命じられた初めてのケースと伝えている。ヨーロッパ27か国を対象とするGDPRは世界で最も厳格なデータプライバシー規則の1つで、違反した組織には年間売上の最高4%までの金額で制裁金を科すことができる。

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