トランプ大統領、国土安全保障省の諮問委員会メンバーを解任 サイバーセキュリティ調査が中断することに
The Hacker News – January 22, 2025
米国のトランプ新政権は、国土安全保障省(DHS)に報告を行う各諮問委員会のメンバーをすべて解任した。これにはサイバーセキュリティ・インフラストラクチャ・セキュリティ庁(CISA)のサイバー安全審査委員会(CSRB)も含まれる。
CSRBは重要なサイバーセキュリティイベントを評価し、サイバーセキュリティとインシデント対応の改善について勧告を行う官民イニシアチブとして2022年2月に設立された。この調査機関がどのように再編されるのか、現時点では明らかになっていない。
独立系セキュリティジャーナリストのEric Geller氏によると、CSRBは米国の通信事業者を狙った最近の一連のサイバー攻撃を調査中だったようだ。これらの攻撃は、中国のハッカーグループSalt Typhoonの関与が疑われている。
そのほかにもAI安全保障委員会や国家安全保障電気通信諮問委員会、国家インフラ諮問委員会などを含む複数の諮問委員会が粛清の対象となった。ドナルド・トランプ大統領はまた、AI技術の安全性に関するバイデン前政権の大統領令も撤回している。
【無料配布中!】ランサムウェアリークサイトの分析レポート
ランサムウェアレポート:『リークサイト統計に見るランサムウェアグループの傾向』
さまざまなランサムウェアグループの過去3年分に及ぶリークサイトデータを弊社アナリストが分析し、ランサムウェアアクターを取り巻くエコシステムの変化を追ったレポート『リークサイト統計に見るランサムウェアグループの傾向』を、以下のバナーより無料でダウンロードいただけます。
<レポートの目次>
- 要点
- 掲載件数:全世界と日本の比較
- グループ別内訳:全世界と日本の比較
✔️特筆すべきトレンド
⚪︎ALPHV / Blackcatが後退、RansomHubが台頭
⚪︎LockBitと8Base
⚪︎Clopは減少も、2023年には急増を観測 - 業界別内訳:全世界と日本の比較