フィッシングとは、実在の企業やサービスの名を騙り、EメールやSMS、電話などの手段でターゲットに接触して偽サイトへ誘導し、IDやパスワードなどの認証情報を盗んだり、マルウェアに感染させたりする手口のことを言います。ソーシャルエンジニアリング手法の一種で、例えば、「実在する銀行の名を騙ったEメールを送りつけて、偽のインターネットバンキングのログインページに誘導する」などの手口がこれに該当します。
<フィッシングメールのイメージ>

なお、上記の例のようなEメールは「フィッシングメール」、偽ログインサイトなど情報を騙し取ることを目的としたサイトは「フィッシングサイト」と呼ばれます。
Eメールのほか、電話音声、SMS(ショートメッセージサービス)、QRコードなどを使ったフィッシング攻撃も報告されており、それぞれ「ビッシング」、「スミッシング」、「クイッシング」と呼ばれています。
- ビッシング:ボイスメールや固定/携帯電話の音声などを使ったフィッシング。「Voice Phishing(ボイス・フィッシング)」を縮めた呼び方。
- スミッシング:SMS(ショートメッセージサービス)やテキストメッセージを使って行われるタイプのフィッシング。「SMS Phishing(SMSフィッシング)」を縮めた呼び方。
- クイッシング:悪意あるWebサイトへのリンクが仕込まれたQRコードを使ったフィッシング。「QR code phishing(QRコードフィッシング)」を縮めた呼び方。
上記は手段による分類ですが、以下のように、フィッシングはそのターゲットによって分類される場合もあります。
- スピアフィッシング:不特定多数の人を狙うのではなく、特定のグループ内の個人に的を絞って行われるフィッシング。
- ホエーリング(捕鯨攻撃):企業の経営層や上級役員など、「クジラレベルの大物」を主な標的とするタイプのフィッシング。
フィッシングについてさらに詳しくは、こちらの記事もご覧ください:
フィッシングとは?











