英NCSC、ロシア系ハクティビストグループの攻撃について警告
BleepingComputer – January 19, 2026
英国の国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)は19日、ロシアと連携したハクティビストグループによる有害な活動について注意喚起を行った。これらの集団は英国内の重要インフラや地方自治体を狙い、Webサイトを機能停止へ追い込むために破壊的なサービス拒否(DDoS)攻撃を行っているという。
NCSCの発表によると、このDDoS攻撃自体はそれほど巧妙ではないようだが、成功すればシステム全体が混乱に陥り、標的とされた組織に甚大な被害が及ぶと警告された。対策としては、以下のようなものが推奨されている。
- 自社サービスの理解(どこでリソースが枯渇しやすいか、どこまでが自社の責任範囲かを明確にする)
- 上流の防御の強化(ISPや外部DDoS対策、CDN、クラウド事業者の防御機能の活用など)
- 迅速なスケーリングが可能な設計に(オートスケールなどを活用)
- 対応手順の策定と訓練実施
- 継続的な検証とモニタリング
なお、英国を狙った攻撃への関与が疑われるアクターの中でも特に、NCSCは悪名高い親ロシア派ハクティビストグループのNoName057(16)を挙げている。2022年3月から活動しているNoName057(16)は、金銭的利益ではなくイデオロギー的動機に基づいて行動するグループ。クラウドソーシング型のDDoSプロジェクト「DDoSIA」を運営していることでも知られる。これはDDoS攻撃への参加を募り、攻撃に協力した者へインセンティブを支払うもので、メッセージングプラットフォームやフォーラムなどを通じて参加者を募集している。
NoName057(16)は2025年7月、国際法執行機関による合同作戦でテイクダウンされ、グループのメンバー2人が逮捕。さらに容疑者8人の逮捕状が発行され、100台のサーバーが差し押さえられていた。しかし、複数の主要オペレーターが捜査の手を逃れており、ロシアを拠点に活動を再開したとみられている。
イラン国営テレビが反体制メッセージを放送、電波ジャックの可能性と報じられる
The Record – January 19th, 2026
複数メディアの報道によると、イラン国営テレビの数チャンネルが19日に一時的に電波ジャックされた模様。その間には通常の番組が中断され、抗議活動の映像や亡命中の反体制派関係者からのメッセージが放送されたという。
影響を受けた各チャンネルは、同テレビが国内地方局への映像配信に使うバドル衛星経由で放送されたと報じられている。ソーシャルメディアで拡散している動画クリップには、抗議活動の継続を促すペルシャ語のメッセージに加え、海外での連帯集会の映像や、国際的な著名人によるものとされる支持声明が映っていたようだ。
イラン最後の国王の息子で米国に在住するクロシュ・レザー・パフラヴィー氏の映像も流され、さらなる抗議活動を呼びかけただけでなく、イラン軍と治安部隊にデモへの支援を訴えたとされる。無許可の放送は約10分間続いた模様。実行犯は特定されておらず、イラン当局もこの事件について公式にコメントしていない。
















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