Fortinet Forticlient EMSの重大な脆弱性、攻撃での悪用始まる:CVE-2026-21643
BleepingComputer – March 30, 2026
Fortinet Forticlient EMSの重大な脆弱性CVE-2026-21643が、攻撃で悪用されるようになっているという。脅威インテリジェンス企業Defusedが報告した。
CVE-2026-21643は2026年2月6日に開示されたSQLインジェクションの脆弱性で、CVSSv3スコアは9.1、深刻度は「Critical」の評価。Fortinetのアドバイザリによれば、認証されていない攻撃者にこの脆弱性を悪用された場合、特別に細工されたHTTPリクエストを通じて不正なコードやコマンドを実行することが可能になる恐れがあるとされる。
Fortinetの公式アドバイザリは2月6日以降更新されておらず、悪用に関する記載はない。しかしDefusedは3月29日、Xの投稿において、4日前にCVE-2026-21643の悪用が初めて観測された旨を報告。Shodanでの調査によると、その時点でForticlient EMSのインスタンスが1,000件近く、外部からアクセス可能な状態で公開されていたことも伝えた。
一方でインターネットセキュリティ監視団体のShadowserverによれば、現在同団体が追跡しているネットに露出したFortiClient EMSインスタンスの数は2,000件を超えており、そのうち1,400件以上のIPが米国とヨーロッパのものだという。
Fortinetの脆弱性といえば、ランサムウェア攻撃やサイバースパイキャンペーンなどにおいて、これまでにも頻繁に悪用されている。今回の脆弱性CVE-2026-21643の影響を受けるバージョンはFortiClientEMS 7.4.4で、修正には7.4.5以降へのアップグレードが必要になるとのこと。



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