ロッキード・マーティンのものとされる375TB分のデータ、ダークウェブ上で6億ドルで出品
脅威アクター「APT Iran」がTelegram上でアメリカの防衛および航空宇宙企業であるロッキード・マーティンのデータを窃取したと主張し、データをダークウェブのマーケットプレイスで販売している模様。
2026年3月26日、ダークウェブマーケットプレイス「Threat Market」のTelegramアカウントが、APT Iranから接触があったと主張。投稿によると、APT Iranはロッキード・マーティンから盗んだとされるデータを販売するためのインフラを必要としていたとのこと。販売支援のため、プラットフォームの管理パネルへの直接的なアクセス権限がAPT Iranに付与され、収益の処理に仮想通貨ミキサーが使用されると投稿には書かれていた。
3月29日には計375TB分のデータが販売リストに掲載され、販売価格は約3億7,400万ドル(597億円)、独占購入価格は約6億ドル(958億円)となっている。Threat MarketマーケットプレイスのTelegram投稿では、販売データが内部プロジェクト、ソースコード、人事関連情報などのカテゴリーに分割された状態で表示されており、典型的なダークウェブのデータ販売ページに類似している。大規模なデータがダークウェブ市場で販売されること自体は珍しいことではないものの、これほど高額な値段が付けられることは極めて稀であるそう。
一方で、3月36日には別のイラン系グループである「Handala Hack Team」がロッキード・マーティンの従業員28名のデータを侵害したと同グループのWebサイトに投稿。防衛プロジェクトに関与しているとされるエンジニアの個人データにアクセスし、数人には直接連絡を取ったと主張した。加えて、イスラエルとの協力関係を48時間以内に解消するよう脅迫し、要求が受け入れられない場合は物理的な危害を加えると警告した。
APT IranとHandala Hack Teamの活動の間には明確な関連性はみられないため、それぞれが侵害したデータは異なるものであると推定されている。ロッキード・マーティンはデータ侵害を確認しておらず、セキュリティ研究者によるサンプルデータの検証も行われていない。


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