WhatsApp、偽アプリ開発の伊スパイウェア企業を非難 ユーザー200人に通知も
WhatsAppはイタリアのスパイウェア開発企業SIOがiPhone向けメッセージアプリの偽バージョンを作成したと非難し、ユーザー約200人に対して非公式クライアントをインストールさせられた可能性が高い旨を通知したと発表した。監視対象者に偽アプリを使う手法は、イタリア当局の戦術として知られる。
WhatsAppの声明には「これらのユーザーをログアウトさせ、偽の非公式クライアントをダウンロードすることに伴うプライバシーとセキュリティのリスクについて警告するとともに、偽アプリを削除して公式のWhatsAppアプリをダウンロードするよう促した」と記されている。通知を受けたユーザーがジャーナリストや市民社会のメンバーなのかどうかなど、詳細な情報は現時点で開示できないようだ。
SIOは子会社ASIGINTを通じて政府向けスパイウェアを開発する企業で、同社のスパイウェアは、コード内に出現する単語から「Spyrtacus」と呼ばれていることが明らかになっていた。WhatsAppはSIOに対し、正式な法的要求を送ることを検討しているという。
イタリアでは、1年ほど前にはジャーナリストや移民擁護活動家を含む多くのWhatsAppユーザーが米・イスラエル企業Paragon Solutions製スパイウェアの標的にされていることがわかり、話題を集めていた。また、TechCrunchは昨年2月にも、偽のWhatsAppアプリなどのスパイウェアを組み込んだ一連の悪質なAndroidアプリにSIOが絡んでいたことを明らかにしている。
Chrome、悪用されたゼロデイ含む21件の脆弱性を修正(CVE-2026-5281、CVE-2026-5284他)
GoogleがChrome 146のアップデートを発表し、攻撃に悪用されたゼロデイを含む21件の脆弱性を修正した。いずれも3月に報告されたものばかりで、深刻度の高い脆弱性が19件、中程度の欠陥が2件という内訳になっている。
悪用が確認されたゼロデイはCVE-2026-5281として追跡されており、ChromeのグラフィックレイヤーであるDawnにおける解放済みメモリ使用の脆弱性と説明された。このバグを悪用した攻撃に関する情報は公開されていない。なお、同じ研究者によって報告されたCVE-2026-5284も、解放済みメモリ使用の脆弱性とされている。こちらが攻撃に悪用された形跡は見つかっていないようだ。
Chromeのゼロデイにパッチが当てられたのは、CVE-2026-2441、CVE-2026-3909、CVE-2026-3910に続いて今年4件目となる。




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