Apple、元従業員を介した企業秘密の窃取・不正利用でOpenAI訴える 「稀有な」バグが悪用されたと主張 | Codebook|Security News
Codebook|Security News > Articles > Threat Report > デイリーサイバーアラート > Apple、元従業員を介した企業秘密の窃取・不正利用でOpenAI訴える 「稀有な」バグが悪用されたと主張

デイリーサイバーアラート

AI

Silobreaker-CyberAlert

インサイダー

Apple、元従業員を介した企業秘密の窃取・不正利用でOpenAI訴える 「稀有な」バグが悪用されたと主張

nosa

nosa

2026.07.14

Apple、元従業員を介した企業秘密の窃取・不正利用でOpenAI訴える 「稀有な」バグが悪用されたと主張

TechCrunch – July 13, 2026

Appleは10日、自社の営業秘密を窃取・不正利用したとしてOpenAIを訴えた。Appleの主張によると、OpenAIはAppleの元従業員を雇い入れ、独自の技術情報など機密データを入手しようとしたとされている。

 

訴状によると、この元従業員はOpenAIへ転職後に「それまで知られていなかった稀有な認証バグ」を悪用し、Appleの社内ネットワークへアクセス。数週間にわたって「Appleのハードウェア関連の機密ファイルを数十件」不正に持ち出した疑いをかけられており、これらのファイルには「未発表製品に関する詳細情報、エンジニアリングプレゼンテーション、技術仕様、独自のプロジェクトデータ」が含まれているという。

 

このバグは「ゼロデイ脆弱性」に分類されるもので、悪用される前にAppleが修正することはできなかったとみられる。Appleはその後にこのバグを修正し、「セキュリティ侵害」を把握した時点で当該従業員のアクセス権を停止。ほかにも「数人」がネットワーク上のデータにアクセスできたようだが、サーバーログを調査した結果、Apple退職後に前述のバグを悪用し、機密情報を盗み出したのは当該の元従業員しかいなかったとされる。

 

TechCrunchはAppleにEメールで聞き取りを行ったが、セキュリティ脆弱性の詳細、悪用の手口、当該従業員の認証情報を無効化した時期について回答はなかったとのこと。Appleは陪審裁判を求めており、年内にも審理が始まる可能性があるそうだ。

ロシアの燃料供給状況を混乱させる組織的オンラインキャンペーン、ウクライナ人らが関与か

SC Media – July 13, 2026

Tech Radarの報道によると、ロシア全土のガソリンスタンド情報を記したデジタル地図が改ざんされ、多くのドライバーを混乱に陥れているという。

 

ウクライナ人たちによるものとみられるこの組織的なオンラインキャンペーンでは、燃料の在庫があるスタンドを「在庫なし」、閉鎖中のスタンドを「営業中」と表示するなど、スタンドの状況を意図的に変える行為が行われている模様。その目的は移動に関するドライバーの判断を妨害し、不確実性を高めるとともに、燃料の入手可能性をめぐる懸念や圧力を増大させることのようだ。

 

同キャンペーンはWebサイト「GdeBenz」を中心に展開されており、100万人以上の訪問者を集めているとのこと。参加者はVPNサービスを使い、国外から情報を改ざんして投稿するよう促されている。

 

SC Mediaはこのインシデントについて、地政学的緊張下では日常的に利用されるデジタルプラットフォームが情報操作の標的になり得るだけでなく、情報の正確性が人々の行動に影響を与えたり、不確実性を生じさせたりする上で極めて重要な役割を果たすことも示唆していると指摘した。

Special Feature特集記事

Cyber Intelligenceサイバーインテリジェンス

Security情報セキュリティ