Webシェル(web shell/ウェブシェル)とは、攻撃者が侵害したWebサーバーなどに設置し、遠隔操作するために利用するスクリプトやプログラムのことです。バックドアの一種として利用されます。Webシェルを使うことで侵害したWebサーバーへのアクセスを維持することが可能になるほか、任意のシステムコマンドなどを実行することもできるようになります。
Webシェルは、Webアプリケーションの脆弱性を悪用するなどの方法によって展開されます。バックドアとして機能するほか、侵害したサーバーを経由して内部ネットワーク上の別のシステムへアクセスするための中継点として利用されることもあります。例えば、インターネットに公開されたWebサーバーに設置されたWebシェルを足掛かりとして、外部から直接アクセスできない内部システムが攻撃される場合があります。
なお、「Webシェル」という言葉自体は、必ずしも悪意あるプログラムだけを意味するわけではありません。管理者による正規の作業で使用されるWebベースのシステム管理ツールも、Webシェルと呼ばれることがあります。これらは通常無害ですが、何らかの弱点が存在する場合には攻撃者に悪用され、システムの侵害に発展する恐れがあります。












