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マイクロソフト、Defenderゼロデイ「RoguePlanet」の修正パッチ開発に着手(CVE-2026-50656)

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2026.06.18

マイクロソフト、Defenderゼロデイ「RoguePlanet」の修正パッチ開発に着手(CVE-2026-50656)

Help Net Security – June 17, 2026

マイクロソフトがMicrosoft Defenderのエクスプロイト「RoguePlanet」で引き起こされるローカル特権昇格の問題を認め、「高品質なセキュリティ更新プログラムの提供に向けて取り組んでいる」ことを明らかにした。

 

RoguePlanetを公開したのは正体不明のセキュリティ研究者Nightmare Eclipse(Chaotic Eclipse)で、このゼロデイはパッチが完全に適用されたWindows 10およびWindows 11デバイスに影響を与えるとのこと。共通脆弱性識別子ではCVE-2026-50656として追跡されており、ファイルアクセス前の不適切なリンク解決に起因すると説明された。ユーザーの操作を必要としない、認証された攻撃者による難易度の低い攻撃で悪用できるものの、Nightmare Eclipseが認めているように、悪用の成否は競合状態のタイミングに依存し、必ずしも毎回成功するわけではないという。

 

セキュリティアドバイザリによると、マイクロソフトはRoguePlanetの悪用事例を現時点で確認していない模様。それでも同社は独自の悪用可能性指標(Exploitability Index)に基づき、「悪用される可能性が高い(Exploitation More Likely)」と評価している。なお、修正パッチのリリース時期については言及されていない。

 

Nightmare Eclipseは2026年3月以降、脆弱性の公表方針で対立するマイクロソフトへの報復と思われる行動を繰り返しており、同社製品のゼロデイに関するエクスプロイトを公開し続けている。RoguePlanetの公開も、マイクロソフトが2026年6月の月例パッチをリリースしたその日に行われた。

各国首脳、米国のAI使用制限に懸念を表明

TechCrunch – June 17, 2026

17日に開催されたG7サミットにおいて、フランスのエマニュエル・マクロン大統領やインドのナレンドラ・モディ首相など世界各国の指導者たちは、米国の都合だけで最先端AIモデルへのアクセスを遮断される現状について懸念を表明した。

 

マクロン大統領はG7首脳やドナルド・トランプ米大統領、そしてアンソロピックとOpenAIの両CEOらが出席した昼食会で、米国がこうしたAIの使用を制限すれば、ヨーロッパの経済のみならず、さまざまなAI企業に対しても大きな打撃を与えることになると訴えた。この発言は、米政権が安全保障上の理由からアンソロピックの最新モデル「Mythos 5」と「Fable 5」の外国人による使用を制限したことを受けたものになる。

 

米政府は特定のガードレールが回避される危険性を考慮しての措置と説明しているが、問題視された機能はOpenAIを含む他社モデルにも存在するにもかかわらず、アンソロピックのAIだけが対象になっている。いずれにせよ、米国のAIインフラを利用する企業や政府は瞬時にアクセス権を奪われる可能性を考慮せざるを得なくなり、モディ首相もトランプ政権の動きを危惧していると伝えたようだ。

 

会合ではそのほか、ある種の開放的な貿易ネットワーク維持を目的とする「信頼できるパートナー」向けの枠組みを構築し、これに参加する米以外の国々へ最先端AIモデルへのアクセスを付与することについても議論されたという。しかしTechCrunchの記事では、この枠組みがどこまで適用されるのか、あるいは解決策となり得るのかは何とも言えないと指摘。AI開発において米国が先行し続ける現状において、ヨーロッパをはじめとする諸外国の「AI主権」をめぐる主張を通すことはますます難しくなっていると付け加えた。

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