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パッチ未提供のFastjsonの脆弱性、攻撃に悪用される(CVE-2026-16723)

yab

2026.07.29

パッチ未提供のFastjsonの脆弱性、攻撃に悪用される(CVE-2026-16723)

SecurityWeek – July 28, 2026

Java用ライブラリ「Fastjson」に存在する重大なリモートコード実行の脆弱性(CVE-2026-16723)が実際の攻撃で悪用されていることが確認された。

 

CVE-2026-16723(CVSSスコア:9.0)は、認証なしで悪用できる脆弱性。サポートの終了したFastjsonのバージョン1.2.68から1.2.83を使用し、Spring Bootで実行可能な「fat-JAR」としてパッケージ化され、なおかつセーフモードが無効状態(デフォルト設定)である場合に影響を受けるとみられる。攻撃者は「@type」値を含む細工された有害なJSONファイルを介してライブラリを操作し、リソース検索を行うことで、保護機能を回避し、任意のコードを実行することができるそう。

 

サイバーセキュリティ企業のImpervaによると、米国内のビジネス、コンピューティング、金融サービス、医療、小売など、さまざまな分野の企業に対してCVE-2026-16723を悪用した攻撃が発生していており、さらにはシンガポールとカナダの組織に対する攻撃も確認されている。観測された攻撃のほとんどはブラウザになりすましたツールやサービスによるもので、RubyとGoで書かれたツールが約30%を占めているという。

 

CVE-2026-16723に対するパッチは提供されないため、ユーザーは速やかにFastjson 2.xにアップデートすることが推奨される。アップデートできない場合は、セーフモードを有効にすることや、特定の文字列を含むPOSTリクエストおよびJSONリクエストをブロックすること、または悪用されている「AutoType」に関連するコードを削除したFastjsonビルドを使用することで影響を軽減できるとのこと。

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