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悪用が確認されたZimbraの脆弱性、米CISAが3日以内のパッチ適用を指示(CVE-2026-73570)

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2026.08.25

悪用が確認されたZimbraの脆弱性、米CISAが3日以内のパッチ適用を指示(CVE-2026-73570)

BleepingComputer – August 24, 2026

米サイバーセキュリティ・インフラストラクチャ・セキュリティ庁(CISA)は連邦政府各機関に対し、人気のメールコラボレーションスイートZimbra Collaboration Suite(ZCS)に存在する脆弱性へ3日以内にパッチを適用するよう命じた。

 

この脆弱性はCVE-2026-73570として追跡されているもので、21日にはCISAのKEV(悪用が確認済みの脆弱性)カタログに追加された模様。認証されていない攻撃者にリモートコード実行を許すセキュリティ欠陥とされ、具体的には「SNMP通知の処理中に信頼できない入力のサニタイズが不適切に行われるため、認証されていない攻撃者が特別に細工したSMTPリクエストを送信することで、Zimbraユーザーの権限で任意のOSコマンドが実行される恐れがある」と説明された。

 

先月20日にリリースされたバージョン10.1.20ではこのバグが修正されているようだが、17日にはポーランドのコンピューター緊急対応チームCERT Polskaが実際の攻撃における悪用を確認し、その発表を受ける形でCISAから警告が発せられたという。Zimbraの脆弱性は近年、ロシアとの関連が疑われるサイバー犯罪グループなどに何度も悪用されており、脆弱なメールサーバーから機微データを盗み出すために使われている。

 

なお、セキュリティ監視団体Shadowserverはネット上に公開されているZimbraサーバーを1万2,000台以上追跡しているものの、そのうち何台がハニーポットで、何台が対策済みなのかについて情報はないとのこと。さらに同団体は24日、CVE-2026-73570の悪用を示す痕跡を調査する中で、侵害されたZCSインスタンスを270件以上発見したと報告している。

ReliaQuest、ShinyHunters関連のハッキング認める ただし影響は限定的と主張

SecurityWeek – August 24, 2026

サイバーセキュリティ企業のReliaQuestは24日、悪名高いハッカーグループShinyHuntersに関連する攻撃者から標的にされたことを認めたものの、その被害は限定的だったと主張した。

 

ReliaQuestは17日にX(旧Twitter)へ投稿し、URLパターン「company.claims」を含むドメインを使ったShinyHuntersの大規模フィッシングキャンペーンを追跡していると公表。同グループがソーシャルエンジニアリングの手口を拡大し、IT部門やヘルプデスクだけでなく、法務チームへのなりすましも行っていると警告していた。

 

現在削除されているその投稿に対し、ある人物がReliaQuestのOktaダッシュボードへのアクセスを示すと思われる複数のスクリーンショットを共有。同じスクリーンショットがShinyHuntersのWebサイトにも掲載され、そこには同社を挑発するメッセージが添えられていたという。

 

ReliaQuestは週明けの24日にこの件について言及し、先週末にかけてソーシャルエンジニアリング攻撃の標的になっていたことを認めた。同社によると、攻撃者は偽のドメインを登録し、そこにReliaQuestのSSO(シングルサインオン)用フィッシングページを設置。その後に同社の複数従業員に電話をかけ、特定のセキュリティ担当者の名前をうたって偽ページへ誘導しようとしたそうだ。

 

結局、ある従業員がパスワードを入力し、スマートフォンでのプッシュ通知を承認してしまったため、攻撃者はReliaQuestのID管理ダッシュボードへ一時的なアクセス権を獲得したとのこと。それでも攻撃者が得たのは「閲覧のみ」のアクセス権であり、アプリケーションやシステム、顧客データが侵害されることはなかったと同社は説明している。

 

また、システム内での永続性も確保されていないそうで、ReliaQuestが侵害された、あるいはランサムウェア攻撃の標的になったとの主張は事実無根としている。

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