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シスコ、SD-WANやIOS XEなど複数製品の深刻な脆弱性を多数修正(CVE-2026-20303、CVE-2026-20304他)

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2026.08.07

シスコ、SD-WANやIOS XEなど同社製品の深刻な脆弱性を多数修正(CVE-2026-20303、CVE-2026-20304他)

SecuritWeek – August 6, 2026

シスコは5日、Catalyst SD-WANやIOS XE、Secure Firewall Management Center(FMC)など同社製品に存在する脆弱性の修正プログラムを公開した。これらに関連するCVE番号は、脆弱性のクラスごとに複数の問題をグループ化して割り当てられている。

 

Catalyst SD-WANについては5件の修正がリリースされた。深刻度「Critical」でCVSSスコア9.9の3件(CVE-2026-20303、CVE-2026-20304、CVE-2026-20310)は、それぞれ「不適切な入力検証」「不適切なアクセス制御」「ファイルアクセス前の不適切なリンク解決」に分類。残り2件(CVE-2026-20312、CVE-2026-20313)は深刻度「High」と評価され、「機密情報の平文保存」「入力における指定量の不適切な検証」と説明されている。

 

IOS XEでは7件の脆弱性が修正され、CVE-2026-20272(コマンドインジェクション、CVSSスコア9.8)とCVE-2026-20267(不適切なアクセス制御の欠陥、同9.0)は深刻度が「Critical」、残り5件は「High」となっている。また、FMCでは深刻度「Critical」のCVE-2026-20079(同10)に修正が適用された。これは認証バイパスの脆弱性とされ、未認証の攻撃者がリモートでスクリプトを実行し、root権限を取得できるようにするという。

 

そのほかにもIntegrated Management Controller(IMC)やIOS XE、IOS、Terminal Service Agent、Catalyst SD-WAN Manager、RoomOSに存在し、深刻度「High」および「Medium」のバグが修正された。うち、IMCにおける引数インジェクションの脆弱性CVE-2026-20200については、PoCコードの存在が判明している。

 

どの脆弱性も攻撃での悪用事例は確認されておらず、詳細についてはシスコのセキュリティアドバイザリのページで参照可能。

中国企業Zbtlink製ルーターにバックドア 認証不要のrootシェル開く

The Hacker News – Aug 06, 2026

米サイバーセキュリティ企業VulnCheckの新たな報告書により、中国企業Zbtlink製ルーターの少なくとも20機種に出荷時からバックドアが組み込まれていることが判明した。

 

このバックドアは、Zbtlinkが2年以上前から提供している全21機種のファームウェアイメージすべてに含まれている模様。自動で起動し、最短35秒間隔の頻度で中国のコマンド&コントロール(C2)インフラにビーコン送信を試みるよう設計されているという。

 

これらはLinuxカーネルスレッドを装っているが、実際にはroot権限で動作するユーザーランドのプロセスであり、正規の「kworker」プロセスに紛れ込んで本来の機能を隠蔽しているとのこと。この「phone home(指令元への外部通信)」を行うインプラントには「ENDLESSDOORS」というコードネームが付けられ、その正体は「rctl(remote control linux)」と呼ばれる小さなツールとされている。

 

VulnCheckによると、zbtlink.comのダウンロードページに掲載されたすべてのファームウェアにrctlインプラントが組み込まれており、起動時にinit.dスクリプト「skworker」で実行されるようだ。影響を受けるのは以下のモデルとされている。

  • CPE2801
  • WE1026-5G-WD
  • WE1326
  • WE2007
  • WE2008-DSIM
  • WE2416
  • WE3326
  • WE5927
  • WE5931
  • WE5931AC
  • WE826-T3-DSIM
  • WG108
  • WG1602
  • WG1608-DSIM
  • WG209
  • WG2105
  • WG2107
  • WG259
  • WG3526
  • Z8102AX-2DSIM

 

ZbtlinkはThe Hacker Newsの聞き取りに対し、この機能が「専ら」アフターサービスや保守を目的としたものであり、それ以外の用途には使用されないと回答。さらに「この報告を極めて深刻に受け止めており、解決策の導入を迅速に進めるべく取り組んでいる」と語ったそうだ。

 

ユーザーはそれまでの間、プロセスリストの確認、ファイルシステム内での 「/usr/sbin/kworker」「/usr/lib/librctl.so」「/etc/kworker.cfg」「/etc/init.d/skworker」といったファイルの有無のスキャン、および外部への通信経路(エグレスポイント)の遮断を行うことが推奨されている。

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