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ClickFix攻撃がmacOS向けクリプトドレイナーを配信

yab

2026.08.10

ClickFix攻撃がmacOS向けクリプトドレイナーを配信

The Hacker News – Aug 07, 2026

セキュリティ企業Huntressの報告によると、ClickFix攻撃を通じてmacOSを標的にスティーラーマルウェアが拡散されており、暗号資産や認証情報などが標的になっているとのこと。暗号資産を一度にすべて盗むだけでなく、数回に分けて盗むこともできる点が特徴であるそう。

 

ClickFix攻撃のコマンドをターミナルアプリに貼り付けるとBashプロファイラー/ローダーが実行され、システム情報が収集された後、Mach-Oペイロードが取得される。このペイロードはGoベースのスティーラーで、ブラウザのパスワード、AppleのiCloudキーチェーンのデータ、キャッシュされた認証情報を収集し、攻撃者のリモートサーバーに送信。マルウェアはさらに偽の「予期しないシステムエラー」のダイアログを表示して、ユーザーにシステム認証情報を入力させることで、さらなる権限昇格を行う。ペイロードを配信するサーバーとC2サーバーはすべてロシアの防弾ホスティングであるAeza Groupのインフラに接続されていた。なお、Aeza Groupは不法活動を支援しているとして米国や英国によって制裁対象に指定されている。

 

このマルウェアには「DRAIN」ルーチンが組み込まれており、仮想通貨ウォレットに資金があるかどうかを確認し、その一部または全部を攻撃者が管理するウォレットに送金する。Huntressによると、全額ではなく一部を窃取する機能を持つマルウェアが確認されたのは初だという。ビットコイン、ライトコイン、ドージコイン、モネロ、イーサリアム、XRPなどが窃取の対象となっている。

 

Huntressがこれらの情報を開示する以前にも、ここ数週間でClickFixによる攻撃が多数報告されている。最も有効な対策はユーザー教育だが、ClickFix攻撃のポップアップが表示されにくくするためには、 有害スクリプト対策用の拡張機能をインストールすることが推奨される。またDNSブロッキングによって既知の悪質なドメインの解決をブロックすることも効果的だという。

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