CISA、悪用されているOracle WebLogicの脆弱性について警告(CVE-2026-21962)
SecurityWeek – August 25, 2026
米サイバーセキュリティ・インフラストラクチャ・セキュリティ庁(CISA)は24日、Oracle WebLogicサーバーに対する攻撃で広く悪用されている重大な脆弱性をKEV(悪用が確認済みの脆弱性)カタログに追加するとともに、27日までにパッチを適用するよう連邦政府各機関に指示した。
この欠陥はリモートコード実行の脆弱性とされ、CVE-2026-21962(CVSSスコア:10.0)として追跡されている。Oracle HTTP Serverだけでなく、HTTP ServerとWebLogic Serverを接続するWebLogic Server Proxyプラグインに影響を及ぼすとされ、Oracleが2026年1月のアップデートで修正しているが、認証なしで悪用でき、影響を受けるサーバーへの不正侵入を許す恐れがあるという。
CVE-2026-21962は今年1月から悪用されており、インドのセキュリティ企業CloudSEKが最初の攻撃を確認している。同社はPoCエクスプロイトが公開された直後の1月22日以降、自社ハニーポットでOracle WebLogicサーバーを標的とした悪用試行が観測されたと3月に警告していた。
そのほか、この脆弱性の悪用事例については、6月にFalconFeedsから、7月にもSOCRadarからそれぞれ報告されている。前者の発表では詳細が明かされなかったが、後者は政府インフラを狙った中国系アクターによる攻撃での悪用を指摘した。
なお、今回の警告のきっかけとなった攻撃についても、具体的なことは明らかにされていない。WebLogicサーバーは頻繁にハッカーの標的となっており、CISAのKEVカタログにはこうした脆弱性が10件以上掲載されている。
大規模DDoS攻撃により、ノルウェー政府のデジタルサービスに障害発生
BleepingComputer – August 25, 2026
24日に発生した大規模なDDoS(分散型サービス拒否)攻撃により、ノルウェー政府の共通デジタルインフラに障害が生じ、公共部門が利用するサービスに影響が出ているようだ。
この攻撃は24日午前3時38分(中央ヨーロッパ夏時間)に始まったもので、ノルウェーデジタル化推進機構(Digdir)と運用プロバイダーのVivictaが運営するサービスのインフラを標的にしている模様。25日の発表によると、影響を受けたシステムの多くは安定しているが、一部のサービスが引き続きアクセスできなくなっているという。
Digdirが今回のインシデントを調査したところ、システムへのセキュリティ侵害や個人情報の流出を示す兆候は見られなかったとのこと。現時点で実行犯は特定されていないが、ノルウェーメディアはロシア関与の可能性について言及している。
また、直接攻撃されたわけではないものの、Digdirのシステムに依存しているサービスにも影響が及んでいるそうだ。ノルウェーの市民・企業・政府機関間のやり取りを行う中核的デジタルプラットフォームAltinnは、ログインや運用に関する問題について警告するとともに、Digdirの稼働状況ページへのリンクを掲載。税務当局のSkatteetatenもWebサイトに同様の問題に関する通知を掲載し、後日改めてログインを試すようユーザーに呼びかけている。
Digdirは公共サービスのログイン、電子ID・電子署名、安全な電子メール、行政フォーム、公的記録へのアクセス、政府機関間のデータ交換など、ノルウェーの政府共通デジタルインフラを運営している。同機関を狙ったDDoS攻撃は今回で3度目となり、6月と今月3日にも同様の攻撃を受けたことが報告されている。













