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Nightmare Eclipse、CrowdStrike Falconの特権昇格ゼロデイPoCをリリース

佐々山 Tacos

佐々山 Tacos

2026.09.04

Nightmare Eclipse、CrowdStrike Falconの特権昇格ゼロデイPoCをリリース

The Hacker News – Sep 03, 2026

Nightmare Eclipse(Chaotic Eclipse)の名で知られるセキュリティ研究者が、またしても新たなゼロデイをリリース。今回のゼロデイは、Crowdstrike Falconに影響を与える脆弱性だという。

 

「FalconFlank」と名付けられたこのゼロデイについて、Nightmare Eclipseは「CrowdStrike Falcon Sensorにおける、Officeの悪意あるマクロの修復機能を悪用するゼロデイ特権昇格」と説明。自身がFalconFlankをリリースするまでの間にベンダー側ですでにこの問題を検出している可能性もあると述べ、PoCをテストしたい場合は除外リストに追加するか、PoCを難読化してDLLの読み込み手法を変更することを推奨した。

 

FalconFlankがリリースされた時点で、このPoCは、Crowdstrike Falconがインストールされた、完全に更新済みのWindows 11 25H2マシンまたはWindows Server 2025上で動作する状態だとNightmare Eclipseは述べている。

 

Nightmare Eclipseと言えば、カスペルスキー製品のエクスプロイト「HardBreacher」を先日公開したばかり。このゼロデイは8月29日にリリースされ、翌30日にはカスペルスキーによって修正されている。この素早さについては、Nightmare Eclipseも「正直、反応の速さに感心した」とXに投稿した。

 

一方で、FalconFlankに関するThe Hacker Newsからの聞き取りに対し、クラウドストライクはまだ返答していない模様。

Elementor Proの重大な脆弱性、WordPressサイトの乗っ取り目的で悪用される:CVE-2026-32475

BleepingComputer – September 3, 2026

WordPressプラグイン「Elementor Pro」における重大な脆弱性CVE-2026-32475が、Webシェルペイロードを配布しサーバー上で任意コマンドを実行する攻撃で悪用されるようになっているという。

 

Elementor ProはWordPressサイトの構築に使われる人気のプラグインで、アクティブインストール数は600万件を超える。今回悪用が報じられたCVE-2026-32475は、任意のファイルアップロードの脆弱性で、2026年8月19日に公開・修正されたもの。認証されていない攻撃者が、実行可能なPHPファイルを含む任意のファイルを脆弱なサイト上へアップロードするために悪用可能とされ、悪用が成功した場合にはリモートコード実行およびサイトの完全な乗っ取りにつながる恐れがあると説明されていた。悪用が可能となるのはサイトに少なくとも1つの「ファイルアップロード」フィールドを含むElementor Proのフォームウィジェットが公開されている場合に限られるものの、これはよくある設定だという。

 

その後9月2日には、Wordfenceが、CVE-2026-32475の修正版(4.2.2)がリリースされたのと同じ日の19日から、悪用の試みが観測され始めたと警告している。Wordfenceによれば、攻撃者は、フォームの「ファイルアップロード」フィールドを配列として送信。この配列の最初の要素は空ながら2つ目の要素には「.php」というファイル名のPHPペイロードが含まれている。この構造により、検証のバイパスが引き起こされるという。

 

PHPペイロードは、/wp-content/uploads/elementor/forms/ディレクトリ内にランダムなファイル名(+攻撃者が指定した.php拡張子)で配置される。攻撃者は、このファイルを直接リクエストすることで、サーバー上の任意のコマンドを実行できるようになるとされる。

 

Wordfenceは8月19日〜23日の間に攻撃活動の増加を観測しており、19日以降にブロックした悪用試行は19万回を超えると報告。攻撃に関与しているIPアドレスのリストをブログ記事の中で共有した。

 

Elementor Proの管理者には、同プラグインを4.2.2以降のバージョンへ至急アップグレードし、/wp-content/uploads/elementor/forms/ディレクトリに悪性PHPファイルが存在しないかを確認しておくことが求められるとのこと。

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